文具におけるミニマリズム

どこかで見たようなタイトルですが思いついてしまったのです。

もうずっと筆記具はジェットストリームの青一本です。

こうする前は安い万年筆(ペリカーノ)に青インクで書いていて、シャーペンを日常的に使っていたのは大学時代までだったと思います。シャーペンや鉛筆で書いたものは読みにくいことに気づいてやめました。その頃は消せるボールペンなんてありませんでしたので、書き間違えたら線をひっぱって消すことになりました。元々きれいなノートを作れないタイプなので、すぐに慣れた、というか折り合いがつきました。

消して書き直すことをあきらめると、ものが減ります。シャーペンには消しゴムがいりますし、そうなるとペンケースがいります。三つのものを持ち運ぶことになりますが(そして往々にして三つでは済みません)、ボールペンならそのままカバンのポケットに入れておくだけです。

青いインクのいいところは、ノートやメモなどの本文を書くときにも、アンダーラインを引いたりコメントをつけたりするときにも使えることです。黒や赤だとこうはいきません。緑でもいいのですがあまり売っていなくて、わざわざ大きな文具店に買いに行ったり通販で頼んだりというのは面倒です。ジェットストリームの青なら大抵どこにでもあるのでちょうどいいのです。

とはいえ、書類で必要になるときもあるので黒と赤のボールペンと鉛筆・消しゴムは家の机に入っています。