家計簿について

家計簿は年度ごとなのでまだ三か月あるけど、来年度分の『わたしの経済ノート』(婦人之友社)を購入した。家計簿の元祖であり終着点こと『羽仁もと子案・家計簿』を一人暮らし用に簡略化したもの。

最初のほうにあるつけ方の説明に一人暮らしの女性のえらく詳しい実例が載っていて*1、これが去年(2019年版)から変わって、短大卒3年目・手取り19万円(ボーナス年60万円)の高久舞子さんから、大卒3年目・手取り20万4千円(ボーナス年60万円)の広中まなみさんになった。これって婦人之友社の給料がこのくらいなのかしらとか、広中さんの家賃5万9千円(高久さんは5万8千円)ってどのあたりかしら、西武池袋線で埼玉県まで行くのかな、いや石神井公園あたりでそのくらいであるのかしら、とか、高久さんは保険に入ってなかったけど広中さんは掛け捨て2000円だからたぶん共済に入って良かったわね、とか、いろいろ思うことがある。

出版社のページで公開しているのがすべてなので(あとはこの記入欄が12か月分続く)、これを参考にノートに線でも引けば買う必要がない気もするのだが、さすがによく出来ていて見やすくて使いやすいので買った。月末の集計はエクセルでやっている。