欲しいものと刺激について

欲しいものがたくさんある。そのなかには必要なものもあるし、必要でないものもある。必要なもののなかでも、私が欲しいものは大体、最低限の値段より高いものだ。

欲しいものができると、通販サイトで探してみる。そうすると次にネットにアクセスしたときにそのサイトの広告がでてきて、もっと欲しくなる。似た商品や関連商品をおすすめされたりもする。私の欲望がデータになってさらに欲望をかきたて、それを手に入れるために労働に駆り立てる。ネットに書き込むと他の人の欲望を刺激して、その人の行動に影響を及ぼす。

こういうものになるべく巻き込まれないようにするために、できるところから、直接買えるものを買って、直接会える人と話して、直接手に入る本を読むようにしてみようと思う。